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散歩中、猫やネズミなどに執着してしまうわんちゃんは、どのように対処したら良い?

2022.10.01

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今回は「散歩中、猫やネズミなどに執着してしまうわんちゃんは、どのように対処したら良い?」についてご紹介します。

わんちゃんが動物に反応してしまうのは本能です。工夫して事故などに繋がらないようにするにはどうすれば良いのかドッグトレーナーの木本がお伝えします。トゥトゥでは、今までチワワからピットブルまで様々な犬種で散歩代行シッターとして散歩代行も行っており、その経験からお話させて頂きます。

なぜ猫やネズミなどに執着してしまうの?

わんちゃんには狩猟本能があります。動く物や生き物を追いかけてしまうことは自然な事です。犬種によっては狩猟犬などお仕事をする犬種であれば、尚更その本能が強く出るものです。動くものに反応するので動物全般執着する可能性があります。その中でも散歩中に会う回数が多かったり、鳴き声がしたり、わんちゃんの気をそそるような出来事の経験が多いとわんちゃんも執着してしまうのではないでしょうか。

野良猫やネズミは突然現れることが多くすばしっこいので、わんちゃんも気になりやすいと思われます。鳥や虫に執着する子もいますが、会う回数が多いため慣れるわんちゃんも多いようです。その為、普段から居るものとして解釈するので執着することが少ないのではないでしょうか。

散歩中どう対策をしたら良いの?

執着してしまうと散歩が進まない、強く引っ張りすぎて困る、危ないという場面が出てくるかと思います。事前に出没する場所が分かれば、通る時に飼い主さんに注意を向けたり、その場所を通らないというのも対処法になります。毎回のように出没する場所が同じだと、ここから出てくるかもしれない!ここに居るかもしれない!と余計に執着してしまう可能性があります。そうならないようにする為には、散歩コースの変更をオススメします。

いざ会ってしまい執着した時は、猫やネズミよりも飼い主さんの方が魅力的にならないといけません。しつけをしていて指示が通るようであれば、指示を出すのも良いと思います。名前を呼んで反応するのであればそれでも良いです。その他にはおやつやおもちゃなどを使い、わんちゃんの鼻先で匂いを嗅がせると執着していても、わんちゃんが気が付きやすいので効果的です!ただ見せるだけではダメな場合もあるので、おやつの良い匂いやおもちゃについている自分の匂いに反応させるのが良いでしょう。

どうにもならない場合、その場から遠ざけるかわんちゃんの気が済むまでその場に居ても良いかもしれません。ただそうなると、わんちゃんのわがままを聞いていることになるので、どう頑張っても無理な時の最終手段としてください。無理やり引っ張ったりして本気噛みを誘発してしまったり、引っ張りによりカラーから逃げ出てしまうようだと交通事故などに繋がりかねません。そのような事態になるよりかは、安全の確保が出来るかと思います。

普段から執着しないようにする方法はあるの?

普段から執着しないようにするには、しつけが必要です。元々気にしないものは、あえて行う必要はないと思いますが、何でも慣れていた方が良いです。散歩の回数を重ねてたくさんの物事に慣れてもらうこと、気にする物が何か把握をして気にする前に飼い主さんに興味が行くように促すことが必要です。

例えば、猫が気になるのであれば猫がよくいる場所を飼い主さんが把握し、居そうな所でわんちゃんの名前を呼んだり、おやつを見せたりして飼い主さんを気にさせます。飼い主さんに注意が行くので、猫が居たとしても飼い主さんの方が魅力的なので気にしなくなるというわけです。これを繰り返し行っていくことで、最初はおやつにしようか猫を見ようか迷っていたわんちゃんが、だんだんと飼い主さんが呼ぶだけでも大丈夫になったり、猫が飛び出してきても気にしなくなったりします。このように日々何事にも慣らし、飼い主さんが魅力的だと思ってもらえれば何でも大丈夫になっていきます。

まとめ

今回は「散歩中、猫やネズミなどに執着してしまうわんちゃんは、どのように対処したら良い?」についてご紹介しました。

何でも回数を重ねて、慣れてもらうことが大切です。ご自身では難しい、でも散歩はしてあげたいなど散歩代行が必要な時は、ぜひ散歩代行トゥトゥにお問い合わせくださいませ。経験豊富なシッターが、わんちゃんに楽しんでもらえるよう心を込めて散歩代行させて頂きます。最後までお読み頂きありがとうございました。

最後に

最後に私のプロフィールを掲載しておきます。
木本:ドッグトレーナー、ペットシッターなどの有資格者であり、Sankaku 代表 第一種動物取扱責任者
それでは、お会いできるのを楽しみにしています。ご連絡は、「お問い合わせフォーム」からお願いします。