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散歩中、歩いてくれないワンちゃんへのアプローチ方法

2022.09.23

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今回は「散歩中、歩いてくれないワンちゃんへのアプローチ方法」についてご紹介します。

そもそも散歩が苦手なわんちゃんや何か理由があって歩きたくないわんちゃんがいます。全然歩いてくれないことや、突然歩かなくなってしまった、原因が分からない!歩いてほしい!など飼い主さんの気持ちは熱くなるばかりです。アプローチ方法が分かれば、散歩中のお悩みが解決出来るかもしれません!理由別にアプローチ方法をドッグトレーナーの木本がお伝えします。トゥトゥでは、今までチワワからピットブルまで様々な犬種で散歩代行シッターとして散歩代行も行っており、その経験からお話させて頂きます。

散歩事態が苦手なわんちゃんは…

外に出た経験が少ないわんちゃんは、外の音や匂いなど全てに慣れていないため、好奇心などが勝たないと不安な気持ちになっていることが多いです。リードやカラーを付けただけで足がすくんでしまうわんちゃんも中にはいるかもしれません。足の感覚が室内と外では違うので気にして歩けないのかもしれません。

散歩事態が苦手なわんちゃんは、外に慣らすことから始めていくと良いでしょう。いきなり歩けない場合は、抱っこをして慣らしていき歩けるように慣らしていくことが大切です。慣らすためには回数や継続することが大事なので、焦らずゆっくりわんちゃんのペースに合わせてあげてください。

何かに興味を示した時には、わんちゃん自身がアクションを起こすので見守ってあげましょう。飼い主さんはそのような時、良いイメージを作ってあげられるようにほめたり、気にしすぎないようにおやつやおもちゃで楽しい思い出に変えてあげたりして、わんちゃんに楽しいと思ってもらえるように工夫すると良いです。

突然歩かなくなったわんちゃんは…

今まで散歩が出来ていたのに突然歩かなくなってしまったという場合、その原因をまず探ることが大切です。分からないまま何か気を紛らわそうとしても、効果があまりありません。何が気になるのか、歩かなくなるほど気になる物事がその時に起こっていることがほとんどです。動物が居た、何か怖いことが起こったということが多いです。

動物に反応してしまうのは、本能なので仕方がない部分もあるかと思いますが、飼い主さんとしては歩いてくれないのは困りものですよね。少し時間をおくと諦めることもあります。また日々、動くものを余り気にしないようにしつけをしたり、大好きなおもちゃやおやつで一時的に気を引くのも効果があるでしょう。

何か怖いことが起こってその経験から歩かないことが予想される場合、どのくらい嫌がるのかを観察しましょう。足が止まるだけであれば声をかけたり、落ち着かせるだけでも歩くようになることもあります。体が震えてしまうなど何かに怯えている様子がある場合、気にしないようにおもちゃやおやつで気を引いても良いです。進行方向に後ずさりをしながら、呼びかけるなども良い方法です。怖い経験から歩かない場合、だんだんと慣らしていくことで気にしなくなっていくかと思われます。なるべく明るい声で励ますような声かけや、わんちゃんの好きなもので負のイメージから良い方向に行くように工夫することが大切です。

いつも一定の場所や物事を行うと歩かないわんちゃんは…

毎回同じ場所で歩かなくなる場合、そこに嫌なものがある、すごく興味があるなどが考えられます。例えば金属が苦手なわんちゃんが多いのですが、散歩に行くと排水溝やマンホールなどがあります。一度歩いた時に滑った、熱かったなど普段と違う経験をした際、怖いや嫌だと感じるわんちゃんもいます。同様に夏のアスファルトが熱くて嫌がるわんちゃんも少なくありません。普段は平気なのに…と思っていても普段とは違うことが、前の散歩や現在進行形で起こっているとわんちゃんは警戒心などから歩かなくなります。必ず理由があると思いますので、観察して避けて通れるのであれば避けても良いと思います。

食べ物屋さんの前になると歩かなくなる場合などは、わんちゃんがわがままになっている可能性が高いです。わんちゃんのわがままであればきく必要はありません。毎回のようにきいてしまうとだんだん歩かせるのが難しくなってしまいます。嫌な思いをしている時に無理やり歩かせるのは良くないと思いますが、わんちゃんのわがままだろうなと思われることは、飼い主さんが主導権を握りましょう。

また、わんちゃんはかしこいので「帰るよ」と声をかけたら歩かなくなった。家の方向に歩き始めたら、歩かなくなったなど、まだ散歩をしたいという欲求から歩かなくなることもあります。すごく可愛いわがままですね!!これも同様で毎回わがままに付き合っていては、わんちゃんの思うがままになってしまうので、歩かせるように声をかけたり、止まっているよりも散歩が楽しいと思われる工夫が必要です。

まとめ

今回は「散歩中、歩いてくれないワンちゃんへのアプローチ方法」についてご紹介しましたが、まずはどんな理由で歩いてくれないのかを探ることが大切です。わんちゃんの観察だけではなく、その時の環境がどうなっているかも観察することで、何が理由で歩いてくれないのかが分かるかと思います。観察して理由が分かった所で、おやつやおもちゃを使い気を引いたり、高めの声で話かけたり、進行方向に後づさりをしながら歩くなどアプローチをしていきます。その場で何が良さそうかを判断し継続していくことで、歩かなくなることも少なくなっていくのではないでしょうか。

何事も散歩では観察からのアプローチが大切になっていきます。歩かない時だけではなく、他に困り事などがあれば理由を探り、アプローチをしていくことで改善していくことと思います。その基礎知識にでもなれば良いです。普段から色々な事に慣らしたいという場合に散歩代行を活用するのも1つの方法です。散歩代行が必要な時は、ぜひ散歩代行トゥトゥにお問い合わせくださいませ。経験豊富なシッターが、わんちゃんに楽しんでもらえるよう心を込めて散歩代行させて頂きます。ペットシッターのご用命は「お問い合わせフォーム」からお願い致します。

最後に私のプロフィールを掲載しておきます。
木本:ドッグトレーナー、ペットシッターなどの有資格者であり、Sankaku 代表 第一種動物取扱責任者
それでは、お会いできるのを楽しみにしています。ご連絡は、「お問い合わせフォーム」からお願いします。