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愛犬とのコミュニケーション
~ハンドシグナル~

2022.06.14

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今回はハンドシグナルの基礎知識と簡単なハンドシグナル方法をご紹介していきます。

愛犬も年を重ねると、人間と同じように視覚や聴覚が衰えてきます。

そんなときの為に、飼い主様の言葉で出す指示だけでなく、手で合図をするハンドシグナル(手話)を元気な若い時から教えておくと良いのです!!

■ハンドシグナルの基礎で大切な事は、シンプルであること■

他の指示と愛犬が混合しないような動作で、かつシンプルであることです。複雑な動作は愛犬を混乱させてしまうだけになりますので気をつけましょう。

指示を教える際は1つの指示に、1つの動作のみにします。そして、家族全員が同じ指示には同じハンドシグナルを使うようにしましょう。

ハンドシグナルの練習を行う際は、飼い主様もリラックスしながら行いましょう!!飼い主様が気負いすぎていると、その緊張感が愛犬に伝わってしまいます。まずは、飼い主様の気持ちと教える姿勢を整えてから練習をしましょう。

ハンドシグナルの合図は、愛犬の見やすい動作にして、愛犬の視線からしっかり見える位置で行い、飼い主様の体に指示が重なり見えなくならないように気をつけてあげましょう。

指示を出す際は、飼い主様は顔の表情にも気をつけながら行います!指示を出している際は無表情で行います。愛犬が、その指示をうまく出来た際はにっこりと笑い必ず褒めてあげましょう!!

■ハンドシグナルのサイン■

犬用のハンドシグナルの合図は、分かりやすく覚えやすいのが良いです。こちらでは、例としていくつかご紹介していきます。

「待て・動くな」道路への飛び出しや、人への飛びつきなどを止めるために重要な指示です。

まず、遠くにいる愛犬をそばに呼び、近くに来たところで「待て・動くな」のハンドシグナルを出します。愛犬の見える位置で、手のひらをみえるように愛犬の顔正面につき出します。

「おすわり」普段の生活でおすわりの言葉の指示を出す際にハンドシグナルも一緒につけて教えてあげると覚えやすいです。この指示は興奮状態の愛犬を鎮める時などにも使える指示になります。

まず、愛犬を呼び、こちらも愛犬の正面に見える位置へ、人指し指を1本立てて「おすわり」のハンドシグナルを出します。

「伏せ」愛犬が自然に伏せたポーズをとった際に、ハンドシグナルをするとよいです。もしくは、オヤツを愛犬の鼻先から足元に持っていく動作で自然に伏せるポーズを誘導させてあげてもよいです。その際もハンドシグナルを忘れないようにしましょう。

指示は、愛犬の正面で手のひらを地面の方向へゆっくり下げて「伏せ」の合図を出します。

「おいで・来い」こちらも普段の生活でよく出す指示のひとつで教えておくと良いです。

愛犬が比較的近くにいる場合などは、飼い主様の右または左の膝を2回たたくハンドシグナルを出します。野外などで遠くにいるときに指示を出す場合は、飼い主様の右または左腕を高く上げ手招きをし「おいで・来い」の合図を出します。

ハンドシグナルの練習をする際に、訓練用に長めのリードやロープを使ったり、愛犬がしっかりと指示を理解出来た時のごほうびとしてのオヤツやオモチャを使用してみて下さい。

愛犬の視聴覚に、問題のないうちは言葉の指示だけでもよいのですが、犬の多くは聴覚から衰えていきます。

指示が聞こえないと「まて」や「おすわり」も出来なくなってしまう為に愛犬との意思疎通を図るのが難しくなってきます。そこで、目や耳のしっかりしているうちに練習して言葉と一緒にハンドシグナルも教えておくとよいです。愛犬が人混みや離れた場所にいる時などにも役に立ち、また目が見えなくなった際には、言葉の他にカラダや頭にタッチする事が愛犬への指示になることもあります。

いかかでしたでしょうか?今回は「愛犬とのコミュニケーション~ハンドシグナル~」をご紹介しました。

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