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二匹目の猫を迎える際の注意点

2019.04.14

今回は、二匹目の猫ちゃんをお家に向かえる時の注意点についてご紹介します。

一匹目を飼っていると、「日中一匹でさみしそう」「もう一匹飼って、二匹が仲睦まじい様子を見たい」と思われる飼い主様もいるでしょう。しかし、データによると多頭飼育より単頭飼育の方が長生きする猫は多いと言われています。先住猫にとっては急に現れたライバルであり、縄張りを荒らすよその猫です。猫同士、性格により順応していきますが、やはり生まれた時から一緒の親兄弟とは距離ができるのが現状です。それは小さなストレスとなり、病気の原因ともなるようです。

■計画的に猫を増やす場合、予定も無く増えた場合■

先住猫ストレス要因を減らすために、二匹目を迎えるときは細心の注意が必要です。まず考えなくてはいけないことは、先住猫の性格です。

一般的に、活発で遊びが好きで人見知りをあまりしない、好奇心の強い子が向いているといわれています。逆に神経質で臆病、気が強く、人見知りな子は向いていません。

年齢もなるべく順応性が高い若いうち(遅くとも12歳くらいまで)がいいでしょう。若くて体力の有り余っている間は、縄張りよりも好奇心が強く遊びに飢えています。

また、性別による組み合わせも考えましょう。

「オス×オス」の場合は、必ず去勢していることが条件です。ただし、去勢していても、縄張り意識の強い猫の場合、喧嘩が頻発する恐れもありますので避けたいところです。

「オス×メス」の場合、仲良くなる可能性が高い組み合わせです。しかし、メスが神経質であったり、オス猫より年上の場合、上手くいかないこともあります。

「メス×メス」の場合、仲良くなる時も、仲良くならないときもあります。猫の性格により、大きく左右されますが、母性の強い先住猫だと、子猫に対して優しいこともあります。

計画的に二匹目の猫を増やすときは時間がありますが、時には急な出会いも訪れます。「子供が猫を拾ってきた」「捨てられた子猫を見つけた」などです。そんな場合は、先住猫のいる家には連れて帰らず(会わせず)、必ず獣医さんに健康診断をしてもらうようにしましょう。拾ってきた猫が野良猫であった場合、何らかの病気や感染症にかかっていることがあります。また、ノミやダニをうつしてしまう危険性もあるからです。獣医さんに掛かるときは「先住猫がいる」ことを伝えて、指示を仰ぐようにしましょうね。

■対面に気を付ける■

猫は環境の変化にとても弱い生き物です。新しく猫を迎える準備は一週間前には済ませて置き、環境の変化に慣らしておきましょう。また、新しく迎える猫がきても、すぐに会わすようなことはしてはいけません。

先住猫が入れない部屋にまずは迎えて、3日ほどは環境になれてもらうようそっと見守りましょう。飼い主様も、事の時はあまり構わないようにしましょう(ただし、人懐っこい子の場合は様子を見ながら接していきましょう)。

新猫の様子が落ち着いてきたら、猫同士の匂いの交流を行います。飼い主様が猫の顏周りを撫でて、別の猫の身体に擦り付け、交互に繰り返します。猫が嫌がらずに受け入れるまですることで、猫同士が親しみやすくなります。

慣れたころに、まずはケージやキャリーケース越しに対面です。先住猫と新猫の反応を見て、徐々に対面時間を増やしていきましょう。威嚇がなくなったら、飼い主様立ち会いのもと直接会わせてみましょう。しばらくは短時間で行い、慣れてきたら徐々に時間を増やして様子を見てください。

この手順を踏んでも喧嘩が多い、明らかにストレスを抱える状態にある場合は、諦めて別々の部屋で生活させる必要があります。最近の保護猫団体は、そんな状態にならないためにお試し期間を設けている場合がほとんどです。新しい猫を迎える際は選択肢の一つに考えてみて下さい。

■まとめ■

猫は初めて飼うので最初は一匹がいいけど、いずれ増やしたい。もしくは、初めから多頭飼育の願望があったが、まずは一匹から飼い始めた、なんて人もいるのではないでしょうか?そんな方は、もう初めから兄弟猫や親子猫同士での飼育をお勧めします。

猫のお世話は1匹が2匹増えてもたいして変わりません。強いてあげるなら、トイレの数や飲み水の数、ご飯置き場や医療費が増えるくらいです。猫は初心者の方でも、基本の飼育方法を押さえておけば飼育はしやすいといえます。

多頭飼育にあこがれる人は、猫同士のじゃれ合いや舐め合いなどの仲睦まじい姿を思い浮かべているかと思いますが、途中から入ってきた新しい猫が兄弟や親子の絆以上の親密な関係になることは珍しいのです。もちろん、猫同士の相性によってはいつも一緒にいる、なんてこともあるかもしれませんが、それはごく少数です。一緒に寝ていても背中同士がくっつきそうでくっつかない、そんなちょっと切ない関係で落ち着いてしまう可能性は十分あります。

二匹目を迎える時は、先住猫としっかり相談して決めるようにしましょう。

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