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食後に猫が吐き戻す理由と対処法

2022.04.14

今回は、愛猫が吐き戻す原因と対処方法についてご紹介します。

猫はよく吐く生き物ですが、普段はあまり吐かない子が突然吐いたりしたらとても心配になりますよね。普段からよく吐き戻しをする子も、もしかしたら意外な原因があるかもしれません。愛猫の吐き戻しに困っている飼い主様のヒントに、食後に猫が吐く理由と対処方法について調べてみました。

■猫が吐き戻す理由■

毛づくろいにより飲み込んだ毛が胃の中で固まります。おなかで詰まらないようにするために吐き出すようです。個体差はありますが、短毛種より長毛種の方が多いようです。

また、食べた直後に固形のご飯を吐き戻す場合、吐き戻したものに毛が混ざっていれば、ご飯を利用して毛だまを吐き出している状態です。

それ以外にも、がっついて食べた結果、消化不良で吐いてしまったり、丸呑みしたドライフードが喉に詰まって吐く場合や、そもそも体質に合っていない場合などがあります。

いずれの状態も緊急を要する事態ではありませんが、頻度が多いと問題です。毛玉を吐くのが目的であれば、一週間に一度が目安です(一回の吐き戻しですっきりせず、何回かにわけて吐く子もいますので一日は様子を見てみましょう)。何日も続けて吐く場合は、なんらかの原因があると疑いましょう。

余談ですが、我が家の猫では、滅多にあげないウエットフードをあげた後は必ず吐いていました。隣の猫が食べ残したものも食べて、そんなに食べるの??と疑うくらいの量をペロリと平らげた後に、吐き戻しです(‘ω’)

■吐き戻しの対処法■

がっついてよく食べる猫の場合、食器に突起があり食べにくい作りのもので給餌をしてみましょう。自然とゆっくり食べるようになるはずです。また、一日にあげる量はそのまま、回数を増やすことも大切です。

また、食器の高さも見直してみましょう。床に直に置いている場合、食道よりも頭は下に来てしまいます。想像するとわかると思いますが、その状態ですと、食べたものを胃に下ろすのも一苦労です。人がその状態で食べても、消化不良を起こして吐いてしまいそうですよね。食後すぐの吐き戻しに悩んでいて食器が低い位置に置かれている場合、ぜひ猫が中腰になった時に頭が来る位置にご飯が来るように調整して見てください。

ご飯を変えてみるのも有効です。毛玉を吐き出す猫には、毛玉対策のものをあげてみましょう。理由が分からず吐き戻す猫はもしかするとなんらかのアレルギーがあるかもしれません。我が家の愛猫は、アレルゲン配慮の病院食に変えると吐き戻しの頻度が減ったばかりか、食欲が以前の倍以上になりました。

■まとめ■

猫が吐く場合、固形であれば緊急性は低いと言われています。しかし、頻度が多い場合は別です。吐いた後にけろっとしていたり、食欲があっても一度病院で検査をしてもらいましょう。

いかがでしたか?今回は「猫が吐く理由と対処法」を紹介しました。次回はを紹介します。お楽しみに!

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