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愛犬の室内トイレトレーニングの方法

2022.06.01

今回は、愛犬のトイレトレーニングについてご紹介します。

以前は庭で飼われる事が多かった犬も、最近では室内で飼われることが多くなっています。そこで、室内でのトイレ習慣のコツを紹介します。

※しつけの方法や考え方はひとそれぞれ。正解はありません。あくまでひとつの考え方として参考にしていただけば幸いです。

■そもそも、室内でトイレをする利点とは■

室内でトイレができるようになるとどんないいことがあるのでしょう?実は利点がたくさんあります。

まず、愛犬がトイレ目的のお散歩にならなくなり、マーキングなどの人目を気にする行為がなくなります。

また、トイレシートでおしっこやうんちをすることで、いつでも愛犬の健康状態を見ることができます。血便はないか?尿の色が薄すぎたり濃すぎたりしないか?などが室内の決まった場所で行うことですぐに発見できます。

さらに、愛犬が歳を重ねて歩くのがままならない状態でも、外でしか排せつできないのは大変です。愛犬にとっても強い負担となってしまいます。中には我慢ができなくなって、どこでもおしっこやうんちをしてしまう子もいるのです。そうならないためにも、子犬も成犬もトイレトレーニングを根気強く続けましょう!

■トイレトレーニングの方法■

トイレトレーニングにはケージを使うやり方が一番です。ケージ全面にトイレシートを敷くか、ケージにトイレ用の部屋と寝るための部屋を作り、トイレ用の部屋にトイレシートを置きます(狭い部屋が安心する犬の性質を利用して、狭い部屋を寝るスペースにし、広い部屋をトイレ用にしましょう)。体格に合ったトイレトレーを一つ、ほかの場所はトイレシートを敷きます。

愛犬を迎え入れたら、いっぱい遊びたいと思いますがここはグッと堪えてください。特にはじめの1週間はケージから出さないようにし、ケージの外から愛犬の様子を観察しましょう。一週間で大体の固定場所が出来てきますので、その場所にトイレトレーを置き、それ以外の場所のトイレシートは取り除いて下さい。

(ケージに入れると要求鳴きをする愛犬もいます。しかし、ここで出してしまったら「鳴けばいいんだ」と学習してしまいます。はじめが肝心です!要求鳴きには屈せず、無視を続けて下さい。個体差はありますが、無視を続けることで確実に要求鳴きは減っていきます)

■コツは「褒める」と「無視」■

トイレトレーの場所が決まっても、失敗してまうことはよくあります。そんな時は、何も言わず速やかに片付けましょう。決して怒ってはいけません。犬にとっては「おしっこ→怒られる→おしっこしたら怒られる→おしっこするのが怖い」となり、怒ることはトイレトレーニングが失敗してしまう原因となってしまいます。

その逆に、トレーの上できちんとできたらめいっぱい「すごいすごい!」と声に出して褒め、おやつを上げたり外に出して遊んであげましょう。ただし、褒めるのは飼い主様がみているときに成功したときだけです。排せつ時間が経ってしまうと、愛犬は何に褒められているのかがわかりません。

上記の方法は成犬でも有効です。
成犬の大きさに合わせたケージやサークル内だけで行動をさせるようにしましょうね。
トイレトレーニング成功へのコツは、自分のスペースを汚したくないという犬の習性を利用して【すべての生活をここで完結】させることです。ご飯も、おやつもケージやサークル内で行うと、トイレトレーニングも早く習得できるでしょう。

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