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猫ちゃんへのブラッシングの重要性

2022.05.04

今回は、猫ちゃんへのブラッシングの重要性をご紹介します。

季節の変わり目の換毛期は特にブラッシングが大切です。
なので、ブラッシングのメリットを交えて、改めてブラッシングの大切さをご紹介します!

■ブラッシングの頻度■

長毛種なら一日2回、短毛種でも一日一回~3日1回はブラッシングを行うとよいと言われています。

特に長毛種は、ブラッシングを怠ると毛が絡まって大変なことに!縺れた毛をほぐすためには、猫ちゃんの皮膚を引っ張ってしまいます。それは飼い主様にとってももどかしく、猫ちゃんにとっても痛みを伴う作業です。せっかく好きなブラッシングも嫌いに変わってしまう要因となりかねません。毎日のケアで、毛の流れを整え、縺れが起きないように気を付けましょう。

短毛種はよほどのことがない限り縺れることはありません。しかし、ブラッシングをすることで、予め抜ける毛を取ることは毛玉予防になります。ねこちゃんが体内に取り込んだ毛が胃で毛玉「ヘアボール」となると、猫ちゃんはそれを吐き出して処理します。若い猫ちゃんは上手く吐き出すことができますが、年を取った猫ちゃんはそれが難しく、最悪「腸閉塞」になってしまいます。

ブラッシングをすることは被毛の健康を保つだけでなく、猫ちゃんの負担を減らす効果もあるのです。

■換毛期対策にブラッシングを■

一般的に、猫の換毛期(抜け毛シーズン)は年2回、3月と、11月に始まると言われています。しかし、家の中で一年中を過ごす家猫にとって、正確な換毛期は存在しません。

常に抜け毛があり、「夏前と冬前は量が多い」という印象ではないでしょうか?

とはいえ、抜け毛が多い時期はどの猫も存在します。放っておくと、廊下の隅に毛玉ができたり、ちょっと触っただけで洋服にたくさんの毛アクセサリーがついたり…。

ブラッシングのやりすぎは皮膚を傷つける恐れがあるので、気を付けないといけませんが、この時期は特に念入りに行いましょう。

■心の健康バランスを整える効果■

人が行うブラッシングは、猫ちゃんにとっては猫同士で行うグルーミングと同じです。もちろん、撫でるだけでもスキンシップ効果はあります。しかし、ブラッシングは表面だけでなく、皮膚や筋肉へ適度な刺激を与えることができるのです。

通常、猫同士のグルーミング(アログルーミング)は心を許した相手としか行いません。

飼い主様のブラッシングを許している、ということは、それだけ猫ちゃんが安心している証拠です。

また、ブラッシングは猫と人が親密に触れ合える機会です。これには、猫ちゃんだけでなく、飼い主様にも癒しの効果があるのです。心を落ち着かせるひと時として、ブラッシングの習慣を持つようにしましょうね。

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